仮面ライダーについて(笑)


社内報は200文字程度です!
が、執筆が止まらず5000字以上書いてくださったKさん。

社内報に収まらなかった全文をお披露目です😘
  
うん、がすごいです、
ついつい仮面ライダーが見たくなりました😂!!(笑)
  
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こんにちは!営業部Kです。
何を書けばいいか聞いたところ、なんでもいいとのことでしたので、大好きな仮面ライダーのことを書こうと思います。


 
皆さん、仮面ライダーは観たことありますか?見たことがない方は今週からで構いません、日曜日に早起きして観てください。
  
常に”新しさ”に挑戦し続け、同時に子どもたちのヒーローであるという哲学を守り続けた仮面ライダー、最高ですね、はぁ……(恍惚)
どんなときも強く優しい姿は、25歳のサラリーマンにとってもヒーローです。
  
なので、今回カメラマンに撮影してもらったこの写真は僕の一生の宝物です(笑)ありがとう!!
  
9月からは仙台勤務となります。
本社の皆さん、今まで本当にお世話になりました。
皆さんに教えていただいたことを胸に、東北の開拓に挑みたいと思います!
  
※※文字数むずかしければここまでで大丈夫ですが、ここから下も文字めちゃくちゃ小さくても大丈夫なので、載せていただけるとうれしいです※※
  
さて、平成最後の年に仮面ライダーを語る機会が来たのも何かのご縁だと思うので、今までの平成ライダーの紹介をしたいと思います。
もしこれを読んでご興味を持たれた方、ぜひTSUTAYAかアマゾンプライムで探してみてください。
   
一作目『仮面ライダークウガ』
オダギリジョーが主演を務めたことで知られる、記念すべき平成ライダー一作目です。放送当時は大きな批判を浴びたほどのリアリティのある作風と、圧倒的迫力のバイクアクションが大きな魅力です。ゲーム感覚で人を襲う怪人を、警察と連携して戦うストーリーです。警察が大きな役割を持っているのはのちの作品にはあまり見られない特徴です。ちなみに主人公の妹は保育士で、練馬区の清心幼稚園(新規)が撮影協力したそうです。フックにぜひ。
  
二作目『仮面ライダーアギト』
賀集利樹が主演を務めました。主人公以外にも3人のライダーがおり、それぞれのライダーが織りなす群像劇が特徴です。個人的には仮面ライダーギルスがお気に入りです。彼はバイク事故がきっかけで仮面ライダーになってしまい、納得できないまま怪人との戦いに巻き込まれてしまう人物です。それがきっかけで生きがいだったスポーツもできなくなり、最愛の恋人も失ってしまいます。哀れ。しかしそこから立ち上がって闘う姿が最高にイカしてます。タフネスさって大切ですよね。
  
三作目『仮面ライダー龍騎』
最後に生き残った者だけが願いをかなえられる、13人の仮面ライダーによるバトルロイヤル。この作品を皮切りに、仮面ライダー同士で戦うことが多くなりました。主人公はこの戦いを止めようと奮闘しますが、それぞれのかなえたい願いを持ったライダーたちは止まらずに空回りし続けますが。それぞれのエゴがぶつかり合う姿、当時の子どもたちにはウケたんでしょうか。僕にはウケてました。当時は話全然分かりませんでしたけど(笑)
  
四作目『仮面ライダー555(ファイズ)』
携帯電話(ガラケー)で変身し、デジカメと誘導棒で怪人と戦います。この作品では敵怪人はすべて元人間です。怪人になってしまった苦悩、人間社会に戻れない葛藤などが繊細に描かれ、なかなか暗めな雰囲気の作風です。怪人側にフォーカスした物語は、のちの作品に大きな影響を与えました。個人的には一番大好きな作品です。
  
五作目『仮面ライダー剣(ブレイド)』
トランプで変身して、不死身のアンデッドと戦うライダーです。主人公は「仮面ライダー」という職業です。給料をもらって怪人と戦う、サラリーマンです(笑)
主人公の先輩ライダーが僕は大好きで、自分より有能な後輩の存在へのプレッシャー・恋人と仕事のどちらを取るかという葛藤など、人間臭さが爆発してよく周りに迷惑をかけます。シンパシーを感じますね。しかし、物語が進むにつれて成長し、最後には主人公を支える頼れる先輩となります。ここだけは見習いたい。
  
六作目『仮面ライダー響鬼』
音叉で変身し、太鼓で戦うライダーです。大地の穢れが怪人となり、主人公は穢れを鎮めるために戦う「鬼」です。「和」を前面に押し出した作風が特徴です。主人公と、彼にあこがれる悩み多き中学生との関係性が軸となって話が進みます。思春期の少年を導く成熟した大人の姿、放送当時中学生だった僕はあこがれていました。
  
七作目『仮面ライダーカブト』
隕石と一緒に地球にやってきた、人に擬態する怪人と戦う「最強の仮面ライダー」がコンセプトの作品です。しかし途中で唐突に料理対決があったり、サッカー対決があったり、話があっち行ったりこっち行ったりしました。そのライブ感が僕は好きでしたが、かなり好き嫌いは別れると思います。ライダーデザインが特に魅力的で、ひとことでいうなら、男ならみんな好きなデザインです。
  
八作目『仮面ライダー電王』
これはご存知の方も多いかも知れません。佐藤健が主演を務めた大人気作品です。人の記憶を利用し、過去を改変する怪人と戦います。コミカルな明るい雰囲気が特徴ですが、ただ明るいだけではなく「記憶」をメインテーマとしたストーリーは大人でも楽しめるものになっています。過去に縛られている多くの登場人物たちには、大人になった今だからこそ共感してしまいます。多く6重人格を演じた、佐藤健の演技力の高さも魅力です。ライトな層からディープなオタクまで、幅広くファンがいる作品です。
  
九作目『仮面ライダーキバ』
観てません。
  
十作目『仮面ライダーディケイド』
平成ライダー十周年記念作品、今までの仮面ライダーが出演し、主人公は全ての仮面ライダーに変身できることで話題になりました。過去の仮面ライダーの世界をめぐる、というストーリー。バーコードがモチーフになったライダーデザインはコアな人気があります。設定やストーリーは正直かなり荒いですが、とにかく10周年のお祭り感が強く、エンタメとして素直に楽しむ姿勢さえあれば楽しい作品です。一方、今までの積み重ねがあっての作品なので、過去作を見ていないと十分に楽しめない可能性があります。ディケイドまでの平成ライダーを平成一期と呼び、これ以降の作品を平成二期と呼びます。二期はかなり作風が明るくなります。それに合わせて変身ベルトの売れ行きや映画の興行収入も一気に伸びたため、グッズの入手に私が苦心し始めたのもこの頃です。
    
平成二期一作目『仮面ライダーW(ダブル)』
二人の探偵が一人の仮面ライダーとして街の平和のために怪人と戦う作品です。今をときめく菅田将暉のデビュー作でもあります。変身にはUSBフラッシュメモリを使い、使うメモリによって能力が変わるため、状況に合わせて姿を変えるアクションが魅力的でした。また、街を守るという、地域密着型のヒーローであることも特徴です。町の人に助けられたり、情報をもらったり、敵の幹部に床屋でばったり会ったりと、かなりコミカルな描写も多いです。平成ライダーを観てみたいという方には一番おすすめの作品です。
    
平成二期二作目『仮面ライダーOOO(オーズ)』
「欲望」というちょっと重めなテーマの作品。主人子は動物を模したメダルを使って仮面ライダーに変身します。人間の欲望が怪人となりますが、敵怪人の力の源も主人公が使うメダルであるため、常にメダルを巡った争奪戦が繰り広げられます。お金がほしい、宝石がほしい、知人の結婚式を邪魔したい、などという利己的な欲望はもちろん。悪いやつを懲らしめたい、他人の役に立ちたい、睡眠時間がほしいというものまでが怪人となります。劇場版では暴れん坊将軍とコラボしたことも有名です。営業部のYくんは睡眠時間怪人になりそうですね。
  
平成二期三作目『仮面ライダーフォーゼ』
福士蒼汰が主演を務めた、舞台が高校の学園ものです。星座をモチーフとした敵怪人のデザインが秀逸です。主人公は仮面ライダー部の仲間の助けを借りて怪人と戦うため、仲間同士の関係性や絆が大きなテーマとなります。仲間だけでなく、敵怪人とも友達になろうとする熱血漢が主人公なので、視聴後の後味がすごくさわやかです。制作には震災の影響を強くうけたそうで、とにかく日本を元気に!という意図が背景にはあったそうです。ことあるごとに「俺はこの高校の生徒全員と友達になる男だ!」と主人公が宣言します。僕も一度は言ってみたいものです。
  
平成二期四作目『仮面ライダーウィザード』
基本的に仮面ライダーに変身するのはテクノロジーですが、この作品では魔法で変身するという設定で、主人公も仮面ライダーではなく魔法使いと呼ばれます。指輪を使って魔法を使うため、パンチを一切使わないアクションが特徴です。足技や剣技がメインとなった華麗なアクションは今でも根強いファンがいます。劇場版では陣内孝則が敵ライダーに変身しましたが、基本的に仮面ライダーは若手俳優の登竜門となっているため、演技力が高すぎる陣内孝則が逆にちょっと浮いてました。
  
平成二期五作目『仮面ライダー鎧武(ガイム)』
戦国武将とフルーツをモチーフとした仮面ライダーが異世界からの侵略者と戦います。オレンジやバナナ、ブドウ、スイカ、ドリアンをモチーフにした、攻めたライダーデザインは、めちゃくちゃ賛否が別れました。主演を務めた佐野岳は、最強スポーツ男子頂上決戦で優勝を収めたほどの身体能力を持っていたため、バク宙しながら変身したりと、アクション面で共演者に大きなプレッシャーを与えていたそうです。その甲斐あって生身アクションがこの作品の大きな見どころになりました。
  
平成二期六作目『仮面ライダードライブ』
竹内涼真が演じる警察官が主人公です。タイトルの通り、バイクではなく車に乗る仮面ライダーです。身体にタイヤが刺さっており、ドアを模した銃や、ハンドルを模した剣で怪人と戦います。捜査や聞き込み、推理パートなど刑事ドラマ的な要素も多くあり、少し異色の作品です。
  
平成二期七作目『仮面ライダーゴースト』
誕生日に怪人に命を奪われた主人公が、偉人の魂を集めて生き返るために戦う物語です。宮本武蔵、エジソン、ニュートン、卑弥呼などの偉人の魂から力を借りて変身します。キッズたちの勉強にもなる、という狙いもあったのかな。命が大きなテーマとなっていたのですが、日曜朝に放送する番組ということで規制もかなり厳しかったため、ストーリー自体はかなり不完全燃焼のまま終わってしまったという印象がぬぐえません。嫌いではありませんが、おすすめ度で言えばかなり低め。ただ、フードを被った仮面ライダーのデザインと、目薬をモチーフにしたデザインは評価したい。
   
平成二期八作目『仮面ライダーエグゼイド』
発症すると患者が消えてしまう病気「ゲーム病」を治療するため、ウイルスと戦うお医者さんライダー。治療するにはゲームソフトをモチーフにした仮面ライダーに変身する必要があり、実際のゲームをオマージュした仮面ライダーが多く登場します。ゲームと医療現場という、命の扱いが正反対の題材を合体させた奇跡の作品。恋人をとるか患者をとるか、悪人でも救うのか、という医療ドラマでありがちな話もしっかり押さえつつ、要所では仮面ライダーとしてのお約束も消化しており、非常にバランスがいい構成。すべての仮面ライダーに目玉と前髪があり、その上でゲームモチーフとなっているため、非常に尖ったデザインです。個人的にはゾンビゲームをモチーフにしたライダーがお気に入りでした。白衣を着たお医者さんがベルトを着けて変身する、この時点でもう僕の心は奪われていました。
  
平成二期九作目『仮面ライダービルド』
現在放送中。天才物理学者の主人公が謎の秘密結社と戦います。しかし、他国と戦争になったことで仮面ライダーは軍事兵器として利用され、主人公は苦悩しつつも他国の仮面ライダーと戦うことになります。実は主人公は記憶喪失で、記憶を失う前は悪魔の科学者として秘密結社に手を貸していたことが序盤で明かされるなど、とにかく話の展開が早く、次から次へと怒涛の展開が続きます。ライダーデザインに工業的なモチーフが多く、メイン武器はドリルです。つまり、男の子は大好きということです。
  
平成二期十作目『仮面ライダージオウ』
9月から放送の始まる新しい、平成最後の仮面ライダー。腕時計がモチーフとなっており、盤面にあたる顔面には「カメンライダー」の文字が入っています。僕はすでにこのライダーのベルトをアマゾンで予約済です。 
  
番外編『仮面ライダーアマゾンズ』
アマゾンプライム限定で視聴可能な作品。街に逃げ出した人間を捕食する人口生命体”アマゾン”を退治する二人のアマゾンの物語。アマゾンは普段は人間に擬態しており、思考も人間とあまり変わりません。しかし、強烈な食人衝動があるため、昨日まで友人だった人間も見境なく襲ってしまいます。普段は見た目が人間と変わらないため、人間側もアマゾン側も葛藤が生まれ、両陣営の構図がガンガン変わっていくのが魅力です。ニチアサではとても放送できないような過激な描写が多く、キッズ向けではない印象。ちなみに昭和ライダーのアマゾンはデザインモチーフにしているだけで、特につながりはありません。


  
もっと詳しいことが知りたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ僕までお気軽にご連絡ください!はいチーズ!と仮面ライダーを世に広めることが僕の使命ですので、真摯に対応させていただきます。お待ちしております。