新卒で入社、一度退職したのに戻ってきて営業部長になった話


はじめまして。千株式会社で営業部長を務めている玉井 徹也です。
新卒や中途入社で千株式会社への入社を考えている皆さんに、千の魅力をどう伝えられるのか、新卒で入社した頃から今までを思い出しながら考えていました。何を伝えるべきか、悩みましたが、私の経歴についてお話しようと思います。

出戻り社員の営業部長

私は2009年4月に新卒で入社したのですが、2013年に千を退職、転職しています。1年強、他社で働いて2015年に出戻り、福岡支社の立ち上げや関東営業グループのマネージャーを経て、現在は営業部長を務めています。
最近では外の空気を吸って、戻ってくる元社員を受け入れる会社が増えてきていますが、千もそんな会社の1つです。「アイツは出戻りだから」と冷たくされることはなく、むしろ「おかえり!」と迎えてくれる社風の会社です。私の場合は「辞めてたっけ?」ですが(笑)。
出戻りかどうかなんて気にせず受け入れてくたのは社風もありますが、外で見聞きし、学んだことを若手社員に伝えて欲しいというのもあったと思います。

経験豊富なベテランなら出戻りも中途も大歓迎

千は平均年齢が若いベンチャー企業です。ここ数年で急成長を遂げ社員が急増しているので、若手に仕事の進め方を教えてくれる経験豊富なベテランが少ない悩みがあります。だから、出戻りでも、中途入社でも、自分たちの知らない、新しいやり方を教えてくれるので大歓迎という組織なんです。
最近は人事の頑張りもあり、千株式会社を盛り上げたい、と30代、40代、50代の仲間も増えてきました。でも、まだまだ中堅層を厚くしていきたいと考えているので、中途の方にもぜひ入社いただきたいと考えています。

転職した理由は外の世界で実力を試したくなったから

話を戻しましょう。私が新卒で入社した千を4年で辞めて転職することにしたのは、外の世界で自分の力を試してみたくなったから。今でこそ200人規模の会社ですが、当時の千は数十人しかいない小さなベンチャーで、大手企業では経験できない、いろいろな仕事を学ぶことができました。
新規営業から既存のお客さんのフォロー、園のイベント撮影の同行まで、1年目でもあらゆる業務を経験することができたんです。後輩もどんどん入ってきて、マネジメントの真似事もできるようになり、「自分は外でも通用するんじゃないか」と。少し思い上がっていたと思います。
で、2013年に他業種の会社に営業として転職しました。思い上がっていた自信を転職先で木っ端みじんにされた…と言った方がドラマチックなのでしょうけれど、千で培った経験や営業力は転職先でも通じました(笑)。私の実力というより、新卒で千に入社してからの4年間は、それだけ濃い時間だったのだと思います。

外に出て改めて千が好きだと気付いた


転職先の同僚には恵まれていましたし、妻とも転職先で出会いました。いい会社だったと今も思っています。では、なぜ千に戻ってきたのか。それは、外に出て改めて、千という会社が好き、この業界で働くのが好きなことに気づいたからです。「辞める前に気づけよ」と思うかもしれませんが、新卒で入社して外の世界を知らなかった私には、転職は千を客観的に見るいい機会だったと思います。
千を辞めてまったく異業種の会社に転職したのに、なぜかこの業界の最新ニュースに目を通したり、千の競合企業が現れたらヤキモキしたり、「ああ、自分は千に戻りたいんだな。この業界が好きなんだな」と再認識したわけです。で、意を決して当時の営業部長に「もう一度、千に戻らせてください」とお願いしました。

外に出て、今の組織に足りないものが見えてきた


営業部長には「本当にいいのか」、「もう少しゆっくり考えてみろ」と諭されましたが、冷静に考えても戻りたいんだから仕方ありません。千に戻ってきてからは目の前の営業に取り組むことはもちろん、他社で学んできた営業の組織作りに中途入社の仲間と取り組んだり、これまで営業拠点が無かった九州に支社を立ち上げに行ったりと、新しいことにもチャレンジしてきました。
一度、外に出たことで、新卒からの自分に何が足りなかったのかを冷静に見ることができましたし、千株式会社が成長していくにはどんな組織や制度が足りないのかも考えられるようになりました。そういう点でも転職して良かったと思います。

意識しているのは1つ上のポジションの働き方をすること

新卒だった頃からですが、働く際にいつも心がけているのは「今のポジションより1つ上の仕事をする」ことです。いち営業マンだった頃は「もし自分がマネージャーだったら」、マネージャーの時は「営業部長だったら」…1つ上のポジションをイメージすることで、自分と会社の未来のために今、どう動くべきかを意識できるようになりました。
今は営業部長としてメンバーと一緒に目の前の目標に取り組んでいますが、もう少し広い視点でお話すると、千株式会社は数年先に100億円の売り上げを達成する目標を掲げています。現時点ではその道筋ははっきりとは見えていません。それをいろいろな部署の仲間とウンウンうなりながら考えていくのが楽しいんです。
大きく掲げた目標のために既存サービスをどう磨いていく必要があるのか、今はないサービスをどう作っていくのか、営業部以外の組織とも連携して、未来の千株式会社のための取り組みを進めています。

まだまだ発展途上の会社を一緒に盛り上げましょう!

そのためにはまだまだ一緒に働く仲間が足りません。一緒にこの会社をいい会社にして、その結果、会社が大きく羽ばたいていけるように、未来の新卒の方も中途の方も私たちに協力してください。過去に千に勤めていて「今思えばいい会社だったなぁ」と思ってくれている昔の仲間も歓迎しますよ(笑)。


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